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■1.国土交通省の「診断技術マニュアル」に基づき躯体の劣化調査・診断を実施!
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国土交通省は、平成14年3月に「既存マンションの躯体の劣化診断の標準的な調査方法と調査結果の評価方法についてのマニュアル」を発表しました。当社では、このマニュアルを基本にこれまでの経験に基づき「基準診断レベルおよび評価基準」を作成し、構造上の重要な部分の調査診断と改修設計作成を行っております。 |
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■2.コンクリートの圧縮強度は設計強度以上を確認する!
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コンクリートの強度不足は、耐震安全性などの構造的な安全性はもちろんのこと、たわみ現象の発生や異常体感といった日常の居住性の問題にもつながります。特に、設計基準強度より小さい場合は、耐震性能が低下するので、構造上の検討が必要になります。
強度劣化の原因としては、施工上の理由による強度不足や温冷熱作用、凍害、繰り返し荷重による疲労、鉄筋腐食、ひび割れ等があります。
【コンクリート強度劣化対策】
通常は、脆弱化したコンクリートを打ち直しますが、鋼材などで補強したり、部材を交換したりする工法もあります。いずれにしても、コンクリートの強度回復は困難であり、強度劣化が、構造耐力に及ぼす影響は、部材、部位により異なりますので、工法選定にあたっては、慎重に検討する必要があります。 |
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